女性の社会進出や晩婚が進むにつれて、初産時の年齢も上がりきみ。
「結婚・出産は20代のうちに」という考えは、時代遅れになりつつあります。
30代・40代だって身体は十分に若く何よりも妊娠した時が、あなたの出産適齢期と考えましょう。

ママの年齢がアップ

最近は、40歳を過ぎた女性が初産で元気な赤ちゃんを産んでママになったという話を聞いても珍しくなくなりました。

ライフスタイルが多様化して晩婚化が進む中、女性の出産年齢が高くなる傾向は強まるようです。
実際に出産するママの年齢はどれほど変わってきているのでしょう。
例えば、1975年では20代のママが全体の80%弱を占めていましたが、10年後には65%まで減り、代わって30代のママが急増しています。
35歳以上で見てもその割合は年々増え続けていて、約30年間で4倍強に達しているのです。

全体の数からいうと、およそ6人に1人が35歳以上のママというのが現状です。

女性の意識も様変わりしている

20代の女性で結婚も出産もしていないと肩身が狭い思いをしていた時代もありましたが、現在ではこのような画一的な考え方は影を潜めています。
現代女性の意識は著しく変わり、世間体よりも自分が望むライフスタイルを優先させて、結婚や出産を考える女性が増えたからでしょう。

その背景には、女性の高学歴やキャリア志向、まだ不十分な育児環境などがあると考えられます。
特に近年、1人の女性が生涯に産む子どもの数を表す出生率が1.25まで落ち込みました。
子どもを何人産むかはさておき、妊娠・出産が人生のターニングポイントのひとつになるはず。
大切に受け止めたいものです。

出産可能な年齢のリミット

子どもを産むなら早めにとか、遅くとも35歳までになどとよく言われます。

確かに、年齢が高くなればなるほど生殖機能は衰え卵子の老化や排卵の減少で妊娠しにくくなり、妊娠しても流産や早産を起こしやすくなるなど、自然の摂理はあります。

また、体力的なことや身体面で産後の回復が遅かったり、育児に支障をきたしたりすることもあるでしょう。
このようなリスクや体力を考え合わせると、初産のタイムリミットは一般的には40代前半と考えられます。

しかし、年齢的な問題だけで安産か難産かを推し量ることはできません。
妊娠・出産は病気ではないというものの、年齢にかかわらず全ての妊婦さん、産婦さんに危険はつきものだからです。
体力についても、若いのに元気がない人もいれば、40代でもバリバリという人もいます。
年齢にばかりとらわれないようにしたいものです。

今が自分にとっての出産適齢期

女性の多くは35歳を過ぎると、妊娠・出産を真剣に考えるようになります。

年齢的なタイムリミットを意識するからでしょう。
そんな中での妊娠に喜ぶ一方で、不安を募らせることもあるようです。
しかし、様々な条件が整って妊娠したのです。
あなたにとっては今がベストのタイミング。
出産適齢期は、人それぞれで異なるのですから素直に妊娠を喜び、赤ちゃんを受け入れる準備を始めればよいのです。

初めての妊娠・出産に誰もが不安を感じるものですが、自分の健康状態をよく理解して「自分で産む」という主体的な出産を目指して頑張りましょう。

超高齢出産の時代が来る!?

高齢出産に「超」がつくのは、50代以降の閉経した女性の出産です。

その数はまだごく少数ですが、卵子提供による体外受精などによって閉経後の女性でも妊娠・出産が可能になってきたようです。
海外では、60代の女性が出産したケースがありました。
日本でも50代の女性が娘の子どもを代理出産して物議をかもしました。
出産はできても、その後の女性の健康や親の定義などの倫理的な問題もあり、今後も慎重な議論が必要といえるでしょう。

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